2022.9・19行動報告

平和・自由・いのちと暮らしを守ろう! 

9・19 岐阜総がかり行動 ~第24弾~

-安倍国葬反対・軍備増強反対・憲法改悪反対-

 

 お礼とご報告

                                        2022年9月20日

 

 戦争をさせない・9条を壊すな!岐阜総がかり行動実行委員会

 

 安保関連法という名の戦争法が強行採決されてから丸7年。「安倍国葬」や「統一教会」問題で岸田政権の支持率3割割れする中での集会&デモとなりました。

 超大型14号台風が近づき、いつ警報発令が出て中止になるかわからない悪コンディションにもかかわらず、120人の参加があって盛り上がりました。皆さまの熱い思いに敬意を表します。

 

 いつもの清水緑地公園での集会。早めの準備作業にかかり、本部テントは吹き飛ばされないように、電柱にしっかり縛り付けるなどしてスタートしました。


 オープニングは寺倉和子さん(伊舞木座)のミニコンサート。参加者合唱となった「ケサラ」など2曲を熱唱して、会場を盛り上げてもらいました。


 司会の青木眞里さんの挨拶に続いて、「総がかり行動実行委員会」を構成する3団体代表が相次いで登壇して熱弁を振いました。

 

 「もう黙っとれんアクション実行委員会」の呼びかけ人・近藤ゆり子さんは「軍備増強」問題に絞って話。先の沖縄知事選での玉城デニーさんが勝利し、沖縄の民意が揺らいでいないことを示したが、政府は沖縄を含む南西諸島で、対中国戦略の基地建設を進めていると指摘。人々の今と将来の暮らしを苦しくしていく軍事費の増大に反対しよう、と訴えました。 


  「戦争をさせない1000人委員会岐阜県実行員会」共同代表の子安英俊さんは「安倍国葬」を中心に話。岸田首相は銃撃事件からわずか6日後に「国葬」実施を打ち出し、閣議決定で決めてしまった。そして巨額の税金を遣っての実施。あに図らんや反対の世論が渦巻いている。「断固反対しなければなりません」と締めくくった。

 

  「憲法9条を守る岐阜県共同センター」代表で、憲法学が専門の岐阜大名誉教授・近藤真さんは、「憲法改悪」に的を絞って話。この間の憲法をめぐる動きを解説した後、岸田政権が狙う憲法改悪にふれました。現在、改悪として出されてきているのは「緊急事態条項」や「自衛隊明記」。近藤さんは、憲法の上に法律を置くという戦前を思わす動きを紹介し、改憲反対を強調しました。

 

 最後の集会アピールは、いつもと違って砕けた趣向が飛び出しました。亡き淀川長治さん役の「岐阜総がかり代表代行」の高橋が、あの淀川節でアピール文を読み上げ、淀川長治さんを模したダンボールの顔が傍らに登場。「怖いですね、怖いですね、怖いですね」という言葉に合わせて、大きな眉毛が上下する仕組みが、会場の笑いを誘っていました。

 

  最後に恒例のボード掲げアピール。


 集会を終えて、デモに移ったのですが、ビル街の道路では、先頭の横断幕が風に煽られて、上下に激しく動くなど大変。それでも最後まで、破れずに持ちこたえてくれました。

 台風情報が行き届いていたため、名鉄駅付近でも通行人は少なめでしたが、最後までデモを貫徹できました。皆さま、お疲れさまでした。


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   中日新聞                 岐阜新聞